四季の会、絵画クラブ ロッキー合同展に出品されている増田正治さんの制作過程を覗いてみました。
いつもすみずみまで精緻に描かれている作品はこうしてできていくのです。
                コメントは作者の独り言です。                                  
木炭で構図を決めながら・・・・・ この絵は最初から気になることがありました、それは、画面を二つにするような川があること・・ 最上部は、ザルツブルグ城、と旧市街、川よりしたが新市街となっています。最上部の山とザルツブルク城の高さが、逆の方が良いのでは?
                                 
パレット
旧市街は川沿いに大きな建物があり、窓、窓枠、の書き込みでそれぞれの建物の雰囲気が、出れば?な、と、 いよいよ川の堤防に、この絵を2分しているのを、少しでも目立たなくするため薄く色ずけを、、だがこの部分は全体に逆行で、暗くしないと、変。    思い切って日陰にして、川面の色を堤防に近い色にすることで、だがこの時点では、、、真っ二つ ああやっぱり。 やっとの思いで新市街の色ずけになりました、描いている位置が高いので今度は”壁半分屋根全部”ということで、この辺から描くのがだんだん楽しくなってきました。
                                 
10アトリエ
左の枯れ木と,センターの木、右側に紅葉しかけた木、この3本で、この2分している絵をなんとか出きるか、?なと、、、 この辺まで来ると、少し気持ちにゆとりみたいなものが出てきて、全体を見てながら、修正作業もする。 小さいものを描きこむ、ここからはあまり絵全体には、、、と思えるが車をかいたり、彼女を待てる彼氏であったり,ん一人で喜んで!!!
               
11 12
いつも迷う空の色、青くしてこれではだめと確認 空の問題は下の方に暖色を入れてみるが未だ不満が残る、色々迷っているうちに締め切りは迫ってきた。